公文書管理の充実はどうなるんだろうなあ
以前、「公文書管理担当相」の新設というエントリ、福田政権下で公文書管理体制が充実されることを期待しつつ、下のように書いた。
支持率の低下が著しい福田政権だが、これが具体化される前に退陣とならないことを祈る。
「公文書管理担当相」の新設
しかし周知のように、福田総理はあっさり辞任を表明。今日はこのような報道があった。
「2008年9月は急に総理大臣が辞めちゃったとか、そういうことも含めた日本のありようを、100年、1000年たっても(公文書の形で)見せてほしい」と述べ、自らと重ねながら制度充実を訴えた。
「急に辞めちゃったことも見せて」=公文書管理の充実訴え―福田首相
俺はこの政策については全面的に福田総理支持というか、これだけのために福田内閣を支持していると言ってもよいくらいだった。実に残念だ……本当にたいがいにしてくれよなあ。
「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」は、2008年3月以降これまでに10回開催と、かなり精力的に議論を重ねてきている。次期政権においても「文書管理法」の制定など、公文書管理の充実の動きが継続されることを祈りたい。間違っても有識者会議の解散などが行われませんように。